根管治療 FAQ 50問 北村歯科/鶴見区

Q1. 根管治療とは何ですか?

A. 歯の中にある「神経・血管(歯髄)」が感染・炎症を起こした際、それを取り除き、内部を殺菌・洗浄し、薬剤で密閉する治療です。

Q2. 根管治療が必要になる原因は?

A. 深い虫歯、歯の亀裂、過去の治療の不具合、外傷などが原因です。

Q3. 放置するとどうなりますか?

A. 激痛・腫れ・膿がたまり、最終的には抜歯になる可能性があります。

Q4. 治療は痛いですか?

A. 麻酔によりほとんど痛みなく行えます。炎症が強いと麻酔が効きにくいことがあります。

Q5. 根管治療は何回かかりますか?

A. 症状や感染の程度により 1〜4回ほどが一般的です。

Q6. 1回で終わることはありますか?

A. 感染が少ない場合は可能です。感染が強い場合は複数回必要です。

Q7. 治療後に痛みが出ることはありますか?

A. 一時的に噛むと痛い・うずくなどの症状が出ることがあります。

Q8. 抗生剤は必要ですか?

A. 必要なケースは限られています。実際には根管内の清掃が最重要です。

Q9. 根管治療後に腫れることはありますか?

A. 強い感染がある場合は腫れる可能性がありますが、多くは数日で治まります。

Q10. 治療中に痛みが出たらどうすれば?

A. すぐにご連絡ください。麻酔追加や薬剤調整で対応できます。


Q11. 治療回数が増える原因は?

A. 歯根の形が複雑、感染が広い、膿がある、過去の治療が難しい場合など。

Q12. 神経を取ると歯は弱くなる?

A. 神経がない歯は割れやすくなるため、最終的に被せ物が推奨されます。

Q13. 根管が細い・曲がっている場合は?

A. 精密器具・拡大視野での治療が必要です。治療回数が増える場合があります。

Q14. マイクロスコープは必要?

A. 必須ではありませんが、成功率は上がります。

Q15. CT撮影は必要ですか?

A. 根の形が複雑な場合・再治療の場合に有効です。

Q16. 根管治療の成功率は?

A. 初回治療で約90%前後、再治療で60〜80%程度が一般的と言われています。

Q17. 完全に治らないことはありますか?

A. 歯根のひび割れ、特殊な形態、深い感染などで治らない場合があります。

Q18. 歯根が割れている場合は?

A. 多くは治療不可能で抜歯になります。

Q19. 根管治療後の被せ物は何が良い?

A. 強度と密着性が高い ジルコニア / セラミック が推奨されます。

Q20. 金属の被せ物はダメですか?

A. 可能ですが、適合精度ではセラミックの方が有利です。


Q21. 治療後、歯が黒くなる?

A. 神経を取った歯は時間とともに黒ずむことがあります。セラミックで改善できます。

Q22. 仮の詰め物は取れやすい?

A. 仮封材は一時的なため外れることがあります。外れたら早めに来院を。

Q23. 治療中の歯で硬い物を噛んではダメ?

A. 歯が割れるリスクがあるため避けてください。

Q24. 膿がある場合でも治りますか?

A. 多くは治りますが、回数が必要です。

Q25. 膿が骨に吸収されることは?

A. 正しい治療により自然に吸収され治癒する場合があります。


Q26. 治療費はどれくらい?

A. 保険診療の範囲が主ですが、専門治療は自費になる場合があります。

Q27. 自費の根管治療と保険の違いは?

A. 使用器具・時間・視野・材料などが異なり、成功率も差が出ます。

Q28. 根管治療後に再発する原因は?

A. 被せ物の精度不足、再感染、噛み合わせ、歯根のヒビなどが原因です。

Q29. 再治療は何回でもできますか?

A. 歯根にヒビがなければ可能です。

Q30. 外科的歯内療法(歯根端切除)は必要?

A. 再治療でも改善しない場合に選択されます。


Q31. 根の先に膿があると痛い?

A. 小さい場合は痛みがないことも多いです。

Q32. どれくらいで治癒しますか?

A. 数か月〜1年ほどで骨が再生します。

Q33. 妊娠中でも根管治療はできますか?

A. 必要な場合は可能、X線も防護で安全に行います。

Q34. 小児でも根管治療はありますか?

A. 永久歯では行います。乳歯は別の治療になることがあります。

Q35. 治療しないで抗生剤だけでは治りますか?

A. 一時的に楽になりますが、根本治療にはなりません。


Q36. 以前に治療した歯がまた痛い理由は?

A. 再感染、被せ物の不良、歯根のヒビなどが考えられます。

Q37. ラバーダムは必要?

A. 唾液からの細菌侵入を防ぎ、成功率を高めます。

Q38. 治療後の違和感はどれくらい続く?

A. 数日〜数週間で改善します。

Q39. 噛むと痛いのは治療失敗?

A. 一時的な炎症のことも多く、すぐに失敗ではありません。

Q40. どうして回数が長引く?

A. 感染が広い、膿がある、根管が複雑、器具の除去が必要な場合など。


Q41. 神経を残せるケースは?

A. 虫歯が神経に軽く触れた段階で対応すれば可能な場合があります。

Q42. 歯の中に金属の土台があると再治療は難しい?

A. 土台を外す必要があり、難易度が上がります。

Q43. 根管治療で金属を取り除くことはできますか?

A. 可能ですが専門的な器具が必要です。

Q44. 歯にひびが入っていないか見つける方法は?

A. CT、マイクロスコープ、症状から総合判断します。

Q45. 根管治療後のメンテナンスは?

A. 噛み合わせチェック・クリーニング・定期検診が必要です。


Q46. 根管治療の途中で通院をやめると?

A. 感染が悪化し、抜歯につながる危険があります。

Q47. 根管治療の成功をどう判断しますか?

A. 症状の改善、レントゲンでの骨再生を確認します。

Q48. 被せ物はどれくらいで入りますか?

A. 根管治療が終われば、通常2週間ほどで装着できます。

Q49. 歯の神経を取ると冷たい・熱い痛みはなくなる?

A. 原則としてなくなりますが、周囲の炎症で残ることもあります。

Q50. 根管治療後の歯を長持ちさせるには?

A. 精度の高い被せ物、定期検診、噛み合わせ管理が重要です。


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